7Jun
角質培養。
敏感肌や肌トラブルがある人にとってとっても興味深いテーマですよね。
敏感肌歴20年以上だった私も通ってきた道。
私の場合は、ワセリンを使った角質培養(ついでに言わせていただくと馬油を使った角質培養にもチャレンジ!結果は・・・(略))は、
うまくいかず「モサ」(・・・と今も呼ぶのかしら?角質の塊のことですね)のような
今思えば、大きな角質と肌の乾燥で、見た目が大変なことになった日々しか思い浮かばない(笑)
今なら、角質培養のためにワセリンでは美肌になりにくい理由が分かります。はい、ワセリン反対派の私!
角質培養に興味がなくても、ワセリンで美肌作りを考えてる方に、こんな見方もあるんだ~と、参考になれば嬉しいです!
ワセリンは100パーセント石油由来
ワセリンって原料は100パーセント石油ってご存じですか?
最近の化粧品は石油由来は敏感肌や肌を大切にする人からのイメージが悪いのでほとんど使われなくなってますよね。
でも、石油由来だからって肌に悪いことはなく、純度の高いものは比較的低刺激です。
ただワセリンは密度が高いから、毛穴詰まりしやすいんですよね。
詰まった皮脂で痒くなったり、吹き出物ができたりするリスクあり。
長期間の使用では、肌のバリア機能が低下すると言われてます。これは自分で水分を保持できる能力が衰えるからだそう。
刺激がほどんどなくても、かぶれや吹き出物リスクをやっと乗り越えた先に乾燥肌になるのは・・・うーん、本末転倒?
それでもお医者さんでワセリンを出すところがあるのは
肌に薄い膜を作るので一時的に肌の蒸発を防いで、外部刺激から肌を守るバリアを作るからではないかと思います。
でも、肌に直接水分を与えるわけでもなく、肌の自然なバリアを強化するものではないから
美肌を作るかというと、とっても疑問。
ワセリンパックというお手入れもあるようなのですが
えっ??って目を疑ってしまいました!
今沢山の肌にいい成分があるのに、ワセリンでパックなのぉぉ!?って。
ワセリンパックするなら、代わりにセラミドやヒアルロン酸を使ったほうが肌キレイになると思います!
もしくは使用感が重めがお好きなら、シアバターやココナッツオイルとかね。
ワセリンは肌の呼吸を妨げる可能性もあります
肌の呼吸というのは、実際に酸素を吸って二酸化炭素を吐いてという呼吸ではなく
肌が外部の酸素を使って細胞の代謝をしたり、老廃物を出したり、肌のターンオーバーをキチンとと機能させたり
皮脂を排出することで潤いを保つことを指します。
ワセリンを長期間使用すると、角質が過剰に蓄積され、もはやもうこれが肌トラブル。
肌の水分保持力が低下すると、バリア機能の低下にも陥りますよね。
角質培養をするならワセリンではなくこのステップを
敏感肌や肌トラブルを自宅でケアする時のおすすめは
まず抗炎症性成分でケア
・海藻(紅藻:スサビノリ)やアラントインで、荒れたお肌をまずは落ち着かせる
保湿しつつ肌の再生を促す
・ヒト型セラミドで角質内部の水分を満たして、ヒアルロン酸、コラーゲンなどで肌表面の潤いキープ
同時に、ビタミンC、Eなど、ペプチド類で肌の健康を立て直し
この2つはおさえておくといいと思います!
ワセリンは、敏感肌や肌トラブルの保護や一時的な保湿には良いかもしれません。
でも私たちが求めるのって、
トラブル知らずのずっときれいな肌!ですよね?
そのための根本的な治療や肌の再生にワセリンではなく、お肌が喜ぶものを与えてあげたいですね^^
ご意見やご感想など、お気軽にコメントを残してくださいね!
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