2Mar

「敏感肌用」と書かれた化粧水を選びました。防腐剤フリーやパラベンフリー、アルコールフリーをわざわざ選びました。それでも塗った瞬間からヒリヒリする。皮膚科でもらったヒルドイドですら痒くて使えない——そういう経験、ある方にはわかると思います。
私は20年以上ステロイドとプロトピックを使い続けて、「次はこれが効くかも」という希望をひとつひとつ潰してきました。炎症を朝得る油といわれるオメガ3も、腸活も、全部やりました。全部ダメでした。
最終的に気づいたのが「基剤」の話。それから神経の話。今日はそこを全部書きます。結論から言うと、問題は成分じゃなく土台でした(1)。

「敏感肌用」という言葉に騙されていた
百貨店のBAさんに「こちらは敏感肌の方にも」と言われて買った化粧水。結論から言うと‥3日で顔が燃えました。返品もできない。あの無駄にした時間とお金のことを思うと、投げ場のない感情の処理に腹が立ちます。
でも、怒っても肌は変わらない。むしろイライラは肌を悪化させます。問題はBAさんでも、成分表の上に書いてある有用成分でもない。問題は「基剤」——成分を溶かして肌に届けるための土台部分でした。
シリコン・ポリマー:触り心地は最高、でも…
ジメチコンなどの合成ポリマーは、塗った瞬間の「なめらか感」を作るのが得意な成分です。高級感があって、浸透している感じがする。高級系、デパコス系化粧品にはほとんど入っています。でも実態はラップを一枚貼っているだけ。
肌は本来、自分で皮脂を出してバリアを作ります。ポリマーで常にフタをされていると、その機能がだんだんサボり始める。しかも厄介なのが「落とすとき」で、ポリマーは普通の洗顔では落ちません。それなりに強いクレンジングが必要になる。その洗浄がバリアを削る。また乾燥する。また保湿する——この無限ループにはまります。
デパコスも薬局コスメも、基本的に同じ「基剤の型」に流行りの成分を差し込んでいるだけ。これは私が化粧品開発をする子になって気づいたことです。そこに気づいてから、コスメカウンターに研究以外にいは足が向かなくなりました。
DPGとBG——「溶かし剤」で肌の反応が変わる
もう少し具体的な話をします。成分表の上の方、水の次あたりに「DPG」か「BG」が書いてあることが多いです。これが基剤の核になる「溶剤」で、ここが肌にとって大きな分岐点になります。
DPG(ジプロピレングリコール)はメーカーにとって使い勝手がいい成分です。保湿力が高く、防腐剤を減らせて、流行りの成分もきれいに溶かせる。テクスチャーも出しやすい。だから「敏感肌用」と書かれた高いものにも普通に入っています。
ただ、これにやられる方がいます。「この化粧水、たまに目にしみる」という経験があるなら、DPGが高配合されていることが多いです。眼刺激性のある成分なんです。さらに問題なのが、DPGは成分を肌の奥まで引っ張り込む力が強い点。香料や防腐剤まで一緒に連れていくため、それが刺激になるケースがあります。
一方、BG(ブチレングリコール)は地味ですが実績があります。何十年も世界中で使われてきて、アレルギー報告が極めて少ない。保湿もできるし防腐補助もできる。なのに肌への負担がほぼない。
敏感肌に向いている化粧品は「BGベース」が鉄板です。高級感のあるテクスチャーは出しにくいけれど、それより「塗っても荒れない」という実績を選んだ結果です。もちろん、ラミドラボーテもそうです。
デパコスがDPGを使うのは、「高級感のある使用感を作るため」というのが正直なところ。肌への優しさより、カウンターで試したときの「あ、いいかも」という第一印象を優先している。それがビジネスとして正しいかどうかは別として、設計としてそうなっています。

皮膚科の薬も、ある日「効かなく」なる
ヒルドイドで痒くなった話
私が敏感肌真っ盛りの頃、「市販の化粧品はやめて、ワセリン、ヒルドイドを使いなさい」と皮膚科で言われ続けました。でも塗るたびに痒くなる。先生に言うと「ヒルドイドのせいではない」と返ってくる。この会話を何度繰り返したかわかりません。
はっきり言います。先生、勉強不足です。と。ヒルドイドの主成分ヘパリン類似物質には血行促進の作用があります。敏感な肌では、その「血流増加」が炎症に似た反応として出て、痒みや赤みになることが普通にあります。防腐剤などの添加物への反応という可能性もある。薬が悪いというより、かゆみがある肌の状態にその薬が合っていなかったのです。

プロトピックを何年も続けた話
「最初だけヒリヒリします、すぐ慣れますよ」——そう言われました。科学的には本当で、使い始めにサブスタンスPという物質が放出されてヒリヒリするのは薬が効いているサインとされています。
でも数年続くのは別の話です。化粧水をつけるたびに覚悟が必要な生活、日中の痒み、赤みがどれだけメンタルを消耗するか、経験した方にしかわからない。肌表面の火は消えているように感じます。でも肌が「燃えやすいまま」なのは変わっていない。そこを誰も教えてくれなかったんですね。敏感肌の苦しみはここですよね。

オメガ3が効かなくなった、その本当の理由
体の中から炎症を消さなければ。そう思い、炎症を消す役割があるというオメガ3脂肪酸を撮り始めました。えごま油を毎日飲みました。最初の3ヶ月は少し落ち着いた気がしたように思います。でも半年後、何も変わっていなかった。1年後、むしろ悪化していました。
変換経路が「詰まっている」という問題
オメガ3がなぜよいかというと、オメガ3を摂ると、体内でSPM(炎症解決促進分子)に変換されます。このSPMが炎症を「能動的に終わらせる」スイッチを押す。ステロイドが炎症を「抑える」ブレーキだとすれば、SPMは「火を消した後に修復する」仕組みです。
問題は、長年の炎症やステロイド使用によって、「オメガ3→SPM」に変換する酵素経路が弱まっている方がいるということ。ガソリンを入れてもエンジンが動かない状態。だからいくら飲んでも変わらないんです。
SPMサプリが効いた理由
オメガ3で変化がないのに、SPMを直接補給するサプリで初めて反応を感じた方が一定数います。それは当然で、変換プロセスをすっ飛ばして終息物質を直接届けているから。壊れたエンジンをバイパスしているわけです。これは私もまったく同じです。

「火を消す」だけでは終わらない
20年間ずっと、炎症が出たら薬(プロトピックやステロイド、漢方)で消してきました。それは間違いじゃない。でもそれだけでは根本は何も変わらなかった。それは火消しに追われている間、土台はずっと崩れたままだったからです。(2)
バリア再建のための3つの軸
① 基剤を見る目を持つ
成分表のDPGとBGの違いを知っているだけで選択肢が変わります。シリコンやポリマーの「なめらか感」より、ヒト型セラミドといった「バリアを補う成分がベースになっているか」を軸に選ぶ。使用感より設計を見ることです。
② 炎症を「終わらせる力」を育て直す
オメガ3が効いている方はそのまま続けていい。効いていないなら変換経路の問題を疑ってみてください。SPMの直接補給、亜鉛・マグネシウムなど変換酵素を助ける栄養素、メンタルの改善
——この3つが「変換力の回復」に関わってきます。
③ 薬の「火消し」から、肌の「自立」へ
ステロイドで火を消した後は、そこが再び燃え出さないように「不燃性の壁(ラメラ構造)」を築く必要があります。 これまでは「外から何を塗るか」ばかりが語られてきましたが、敏感肌の終着点は、肌自らがバリアを再生する力を取り戻すこと。 ラミドラボーテは、長年の炎症で錆びついた「自浄作用」を呼び覚まし、薬やデパコスに頼り切らない、自立した肌へと導くための「内側からの投資」です。

そもそも「ラメラ構造」ってなに?
健やかな肌の正体は「ミルクレープ」
私たちの肌の表面(角質層)は、水分と油分が交互に、規則正しく重なり合っています。これを「ラメラ構造」と呼びます(2)。例えるなら、隙間のない美味しいミルクレープのような状態です。
- 正常なラメラ: 水分を逃さず、外からの刺激(花粉・摩擦・DPGなど)を跳ね返します。
- ボロボロなラメラ: ミルクレープの層がスカスカな状態。水分が蒸発し、何をつけてもピリつく「無防備な肌」になってしまいます(3)。
おわりに:あなたは間違っていなかった!
何十万円もコスメに使って全滅した方。皮膚科をはしごして「体質だから」で終わらされた方。様々なサプリも試して、もう何も信じられなくなった方。
あなたの肌がおかしいのではありません!アプローチが噛み合っていなかっただけです。基剤の設計を知って、炎症を解消するメカニズムの在処を知って初めて、選ぶものと順番が変わります。
20年かかって辿り着いた話を、同じ場所で立ち止まっている誰かに渡したくてここに書きました。バリアは再建できます。ただし土台からです!基剤の話などは私のLINEでお話しています。
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記事末尾「参考文献・エビデンス」用
(1) 敏感肌と皮膚バリア機能・セラミド
皮膚バリア機能が低下傾向にある敏感肌とセラミドの実態研究(花王 ニュースリリース, 2025)
(2) 角層のラメラ構造とバリア機能
J. Soc. Cosmet. Chem. Jpn., 47(4), 285–293, 2013(角層細胞間脂質構造と水分保持に関する研究)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/47/4/47_285/_pdf
(3) 角層バリア低下と刺激感受性
敏感肌における角層バリア機能のビジュアル化の検討
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679476733568
(4) 敏感肌のスキンケア方針(低刺激・シンプルケア)
敏感肌の正しいスキンケア完全ガイド|刺激を抑えて美肌を育む方法
(広尾プライム皮膚科など、医療機関監修スキンケアガイド)
https://www.hiro-clinic.or.jp/beauty/sensitive-skin-care-guide/





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